ピースボート

「地球一周の船旅」ピースボートに無料で行く方法

居酒屋のトイレや街中でやたらと目にする「地球一周の船旅」と大きく書かれたあのポスターをご存知ですか?実は無料で地球一周ができる方法があるんです。実際にピースボートに乗船した私がその方法を紹介します。
これまで述べ8万人が参加!

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地球一周の船旅「ピースボート」とは

ピースボートの船

そもそもピースボートってご存知ですか?ピースボートは地球一周をしながら、様々な国や人々と交流を行う船旅のことです。

1,000人近い乗客と一緒に約3カ月の間、世界の約20寄港地を訪れます。

観光目的だけではなくて、現地の人と交流できるプログラムを行ったり、船上では「水先案内人」と呼ばれる各分野の専門家の方が講演会やワークショップを行ったり、語学教室(GET)やカルチャー教室、その他に各種イベントなどが開催されます。

ピースボート公式サイト

居酒屋にポスターが貼っている理由

なぜ居酒屋のトイレにポスターが貼っているのか?ピースボートでは全国各地にボランティアスタッフが存在します。

ピースボートは広告をほとんど出さない代わりに、ポスターを貼って口コミでその存在を広げていくのです。その役割がボランティアスタッフ

100万円近いお金を簡単に出せる人もいますが、若者は特に簡単にお金を出せる額ではないですよね。だけど、もっと若者に旅に出て欲しい

そんな思いから、ポスターを貼る代わりに貼った枚数に応じて船の運賃を割引する制度ができたのです。

どこにでも貼って良いという訳ではないですが、飲食店、特に居酒屋は貼ってもいいと言ってくれるお店が多い。飲食店の店内はお店の雰囲気を壊してしまう可能性があるので、トイレに貼っているお店が多いということになります。

最大で全額割引になる

ピースボートで出会った現地の女の子
割引制度はなんと最大で全額割引です!

頑張れば頑張るほど、無料で地球一周ができるというカラクリになっています。
全額を貯めるとなると、船の運賃が99万円だったら大体3,000枚以上は貼らないといけないといけません。

ちなみに私もポスターを貼っていましたが、運賃の半額分を貯めることができました。

貼った枚数は2,000枚くらい。一緒に船に乗った仲間も全額貯めた人もいたし、半額以上貯めている人もいました。

折れない心を持とう!

ピースボートの寄港地で出会った青空

無料で地球一周が出来る!

そう思うと一見楽に思いがちですが、ポスターを貼る度に何度も心が折れそうになります。「意外とポスターを貼らせてくれるでしょう」と思う方もいるかもしれませんが、実際そんなに甘い世界ではありません。

街中でたくさん見かけるからそう思うかもしれませんが、めちゃくちゃ断られますし、地域によっても貼れる場所と貼れない場所が存在します。

私は関西でポスターを貼っていたのですが、関西だと10件当たって3件貼れればいい方です。

東京だと10件回って1件貼れればいい方だと聞いたことがあります。 逆に一番貼りやすい地域は沖縄だそうです。沖縄独特のゆる〜い感じで「貼ってもいいさ〜」と言ってくれそうですね。

暴言を吐かれたり、嫌な態度をされることもあって何度ポスター貼りを辞めようと思ったことか……( ; ; )

街中に貼ってあるポスターはそんな辛い思いを経験してでも頑張ったボランティアスタッフの努力の結晶とも言えます。

少しほっこりする話

チュニジアで出会った男の子

ポスターを貼っていると、辛いこともたくさんありますが、素敵な経験をすることもたまにあります。

冬の寒い時期にポスター貼りをしていたとき。10席もない小さな居酒屋にポスターを貼らせてもらえるようお願いに行きました。

貼っても大丈夫だよ」と言って頂き、ポスターを貼らせてもらって、お店を後にしようとすると、お店のおじさんが「お姉ちゃん寒い中頑張っとるんやし、一杯くらい飲んでいきなよ!」と声を掛けてくれたんです。

その場にいたお客さんも優しい方で、「好きな物ご馳走するよ」と言ってくれて、お言葉に甘えることにしました。

寒さの中、挫折しそうになりかけてた心が温かくなった瞬間。 「また地球一周して帰って来たら飲みに来なよ」と言ってもらいとても嬉しい気持ちになりました。こんな経験ができるのもピースボートの魅力の一つだと思います。

以上、ピースボートに無料で行く方法を紹介しました。旅に出たい人たちの頑張りがあのポスターを物語っているのです。

もしあなたのお店にポスターを貼らせてくださいと来た場合、温かく笑顔で迎えてあげてください。その一枚が地球一周の旅に繋がっていき、貼った人の人生を大きく変えることになります。

私がピースボートに乗ることになったきっかけ
新卒を捨てて地球一周したら人生変わった!

ABOUT ME
RORO
フリーランスのライター。大学卒業後、ピースボートで世界一周の旅に出る。「ソトコトオンライン」で連載記事執筆、「TABIPPO.NET」でイベントレポート執筆・編集を行ったのち、現在はSAGOJOライターとして活動。半農半Xを目指し農ある暮らしを取り入れ中。これまでの経験をもとに「自分らしく生きる」をテーマとしたコンテンツをお届けします。