ピースボートは船から「離脱」して次の寄港地で合流することができるのですが、私は大きなやらかしをしてしまい、大冒険をすることになりました。前回の記事の続きを書いていきます。
離脱って何?って方はまずこちらの記事を読んでみてください。
ピースボートは船から離脱することで自由に旅ができる
前回の話はこちら。
ピースボートで船から離脱!船に戻れないまま次の国で合流した話「前編」
大冒険の始まり

船は港に停泊していたものの入船拒否をされた私たちは、夜泊まれる場所を探しました。港の近くのホテルが空いていたので、そこに宿泊し、これから先のルートをみんなで決めていきます。
当時はまだスマートフォンが流行し始めだったので、インターネットで検索するのも一苦労。
みんな離脱覚悟でいたものの、船に戻れないショックを多少引きずっていたのと、疲労が溜まって疲れきっていました。
次の目的地・メキシコのマンサニージョまでの距離は約2,000km。バスと飛行機を乗り継いでメキシコへと向かいました。
グアテマラ→メキシコの国境越え
グアテマラからメキシコへ入る際は陸路で国境を超えました。
バックパッカーなら陸路移動も多いと思うのですが、ピースボートでは国境を超えるという経験をすることがありません。
なので、グアテマラからメキシコへ国境するときはワクワクしました。昔「あいのり」で見ていた、みんなで国境ジャンプができるなんてテンションが上がります。
夜行バスでの移動だったので、眠い目を擦りながら入国手続きを済ませメキシコへと入国しました。
次の寄港地までの旅路


メキシコに入国して、タコスやサボテンを食べたりメキシコの空気を感じながら船が着く港へと向かっていきます。
南米のラテン系な雰囲気や、人が大らかでノリが良い部分がとても好きでした。
グアテマラから次の寄港地までの間は3日ほど。
バックパッカー旅だったので、貧乏旅でしたが、ピースボートでは味わうことができない経験をできて満足していました。
あともう少しで船がある港まで合流。
久しぶりの船へと帰船

飛行機やタクシーを乗り継いでようやく次の寄港地・マンサニージョまでたどり着きました。
長いようで短い大冒険に終止符を迎えようとしています。港の近くまで来るとピースボートの船が停泊していました。
数日しか船から離れていないのに、船を見るとほっとして、やっと家に帰ってきたという感覚。
船の仲間と会って感動の再会を果たします。その後、一緒に旅をしたメンバーで乾杯して無事に船へと戻りました。
船に帰船してから、私たちは届出を出さずに船から離脱したことで罰金として2万程お金を払うことになりました。ピースボートで離脱する際は事前に離脱の申請届けを出すように気をつけましょう。