ピースボート

ピースボートは船から離脱することで自由に旅ができる

船で世界一周ができるピースボートを楽しむためには、船から「離脱」するという方法があります。今回は離脱について綴っていきます。
地球一周の船旅「ピースボート」って何?の疑問を解消!
 

ピースボートの離脱とは


ピースボートには帰船リミットというものがあります。出発時間の2時間前には船に戻らないと、自力で次の寄港地に合流しないといけません。
あえて船に戻らずに次の寄港地で合流することを船から離脱すると言います。どうしてもいきたい場所が港から離れてるなら離脱をするのも良いかと思います。
ヨーロッパの場合は、陸で繋がっているし、内陸都市は行くことが難しいので、船から離脱して次の寄港地で合流する人も多くいます。
 
ピースボートは、船に乗っていたら次の寄港地に着くという楽な反面、自由が利かないので、不便というデメリットもあります。バックパッカー旅のように、自分で何もかもを決めて行動してみたいとか、ワクワクしながら冒険したい時には離脱することをおすすめします。
 

おすすめの離脱場所

船から離脱をするのにおすすめの場所として大きく分けて2つのエリアがあります。

ヨーロッパ


一つ目のおすすめエリアはヨーロッパ!船での移動は楽な部分もありますが、内陸の都市は立ち寄ることが難しいため自力で行く必要があります。例えば、イタリアのローマやフランスのパリ。
 
私が乗ったクルーズでは、イタリア→チュニジア→フランス→スペインの順に移動する航路だったので、チュニジアへ行かずにイタリアで離脱してそのままフランスやスペインで合流する人が多くいました。
ヨーロッパは陸路で移動しやすいので、離脱の場所として最適です。
 

中南米


中南米エリアも離脱するのに最適です。南米だと横に広いので、同じ国で2つの寄港地に寄ることもあります。そういった場合は、離脱して次の寄港地で合流することもできるので、行きたい場所がある際は離脱するのも一つの手だと思います。
 
私は、グアテマラに寄った際、離脱するかもしれない覚悟で遺跡観光をしましたが、結局帰船リミットに間に合わず次の寄港地で合流するというやらかしをしてしまいました。その話は別の記事で書いていきます。
中南米も陸路で移動しやすいので、離脱をして船では寄れない場所に寄ってみることもおすすめです。
 

船から離脱する際の注意事項

船から離脱をする際は、離脱届けのような書類をレセプションに事前提出しないといけません。船側も乗客がどこで降りて合流するかを把握しないといけないので、これはマストになります。
私の場合は、ギリギリ戻って来れると思っていたので、離脱届けを出さずに出発してしまったため、罰金として2万円払うことになりました。申請は忘れずに行いましょう。
 
船という学校みたいな場所から飛び出して、自分の好きなように行動することはとてもワクワクして新しい経験ができます。ピースボートに乗った際は離脱も視野に入れてみてください!

ABOUT ME
RORO
フリーランスのライター。大学卒業後、ピースボートで世界一周の旅に出る。「ソトコトオンライン」で連載記事執筆、「TABIPPO.NET」でイベントレポート執筆・編集を行ったのち、現在はSAGOJOライターとして活動。半農半Xを目指し農ある暮らしを取り入れ中。これまでの経験をもとに「自分らしく生きる」をテーマとしたコンテンツをお届けします。