私は2011年4月に「ピースボート」で地球一周をしました。バックパッカーでもなく、飛行機を一度も使うことなく、船の旅に出ました。
これから世界一周を考えている人もいると思いますが、バックパッカーではなく「ピースボート」で旅に出る方が良い、5つの理由を紹介していきます。
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ピースボートにもう一度乗船したい理由
たまたま居酒屋で見つけたピースボートのポスターに目を奪われ、その1年後には船に乗船していました。
最初は怪しい団体だと思っていましたが、スタッフや過去に乗船した人が楽しそうに地球一周の話をしているので私もどんどん惹かれていき、気付いた時には新卒を蹴って船に乗船することを決めていました。
あのとき行動しなければ、今の自分はいなかったしつまらない人生を送っていたんだと思います。人生っていつどんなタイミングで人生のターニングポイントがやってくるかわかりませんよね。
100万は高くて行けないと思っている人は無料で行く方法もあるので、こちらの記事を読んでみてください。
重たい荷物を持って移動しなくて良い
バックパッカーだと、重たい荷物を持って移動しますよね?
しかし、船で移動する=荷物を持って移動しなくていいんです!
毎回寄港地に降りる際は、船の中に荷物を置いて必要最低限な物だけを持ち運びます。船が家代わりになるので、重たい荷物を持って移動することがありません。
これってすごく楽じゃないですか?
重い荷物を持って移動するのって結構ストレスになるけど、必要な物だけ持っていけばいいのでとても身軽に行動できます。
現地の人と触れ合えるツアーがある
ピースボートの特徴として現地の人と触れ合うツアーがあります。
私が実際に体験したツアーは、日本語を学んでいる学生と交流する内容。エジプトとモロッコの2ヶ国で交流ツアーを取ったのですが、遠く離れた場所で日本語を学んでいる学生と交流できるなんて、とても貴重な経験ができました。
ちょうど東日本大震災が起きてすぐの時期だったので、行く先々で「日本大丈夫?」と心配されたのを覚えています。
私がとても印象に残っているのは、モロッコの交流ツアー。現地の学校に訪れた時、日本への応援メッセージが教室の壁一面に貼られていました。
「にほんがんばって」「こころはいっしょです」
その言葉を見てとても温かい気持ちになりました。そして日本はこんなにも愛されている国なんだと誇らしく思えました。
また、私たちのために歌ってくれた「さくら」の歌にとても感動したのを覚えています。たとえ国や言葉は違っても同じ「地球」で生きているんだということを実感した瞬間です。
「モロッコの学生が歌ってくれたさくら」
学生と交流するツアー以外にも、先住民族と交流するツアー、一般家庭に訪問するツアー、ベネズエラ青少年オーケストラシステムと交流するツアー、現地の人とサッカーをするツアー、農村体験をしたりと、普通の旅では体験できないツアーが盛りだくさんです。
普通の旅じゃ物足りないあなたにおすすめです。
1000人と旅ができる
ピースボートは各クルーズ、約1,000人前後の乗船者がいます。こんな大人数で一緒に行動する機会なんて他にないと思います。
1,000人いるということは、性別も年齢も仕事も出身地もみんなバラバラです。(ちなみに通訳やクルーは外国の人が多いですが、乗船者はほぼ日本人です。)
年齢の上限もなく、普段関わりのないおじいちゃん・おばあちゃん世代と関わるのもいいし、全く違う業界で生きてきた人と関わるのも面白いですよね。
こんなに年齢も職業もバラバラな人が集まっているのはピースボートくらいじゃないでしょうか。
誕生日にたくさんの人から祝福される
3ヶ月の旅に出るということは、船で誕生日を迎える人もいます。しかも1,000人も乗っているので、会う度に「おめでとう」と言われます。
ディナーの時に誕生日を祝ってくれるのですが、音楽が鳴り始めるとみんな誕生日の人の席に向かいます。
ケーキも登場し、「Happy Birthday」と大勢の人に祝福されます。
1日でこんなに大勢の人から祝ってもらう経験なんてあまりないので、盛大に祝って欲しい人、船に乗りましょう!ちなみに私は船で誕生日が過ごせなかったので、もう一度乗るとしたら誕生日に合わせて乗りたいと思っています。
帰国したら日本中に仲間がいっぱい
帰国する時はとても寂しかったですが、船旅だけで終わらないのがピースボート。
日本中に会いたい仲間がたくさんできます。
旅行で訪れる先に誰かしら住んでいるので、宿泊場所には困りません。と同時にその場所に遊びに行く理由もできるなんて素敵なことですよね。
地球一周したからそこで終わりではなく、帰国してからも旅が続いている!ピースボートが目指しているのはその部分ではないのでしょうか。
一気に仲間を作りたいなら船旅をおすすめします!
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