捨てないパン屋特集

捨てないパン屋さんから見た日本の現状

ブーランジェリー・ドリアン」の特集記事。捨てないパン屋さんのこれからの活動について聞いてみました。

 

 

田村 陽至(たむら ようじ) 
広島市南区生まれ。北海道や沖縄で山ガイド・環境教育の修行後、モンゴルに2年間滞在し、エコツアーを企画。2004年からパン屋「ドリアン」を経営。2012年に1年間休業してフランスで修行。

 

日本はガラケーのものばかり

––活動を通して日本をこうしていきたいと思っていることやこれを知って欲しいということはありますか?

僕ら世代は特に、日本は先進国ではないよって一回知った方が良いですよね。

 

変に先進国ぶるんじゃなくて、真似できることは真似して、見習うべきは見習う。ガラケーの頃から、なんで日本だけガラケーなんだろうって、みんな思ってたでしょう?なぜ世界に打って出ないんだろうかって。

 

電化製品や携帯・パソコン、新幹線のシステムもだし、日本でしか通用しないものを一生懸命作ってますます内になっていくから、

海外に行っても日本の方が美味しいよねとか、日本の方がここ良いよねとか、みんな日本の良いとこばっか見ようとする傾向にありますよね。

 

世界の良いところを全部盗んで来て、良いところを全部真似して、改革したら全部終わる話だと思います。元々良いもの持ってるから、真似したらすごい良い国になると思いますよ。

 

海外の良いところを真似して、どんどん日本で展開することが出来れば、
世界とも同じ基準で戦えることができるし、さらに良い国になると思います。

海外に出て、日本に新しい風を吹かしてくれる人がたくさん増えることを願っています。

ABOUT ME
RORO
フリーランスのライター。大学卒業後、ピースボートで世界一周の旅に出る。「ソトコトオンライン」で連載記事執筆、「TABIPPO.NET」でイベントレポート執筆・編集を行ったのち、現在はSAGOJOライターとして活動。半農半Xを目指し農ある暮らしを取り入れ中。これまでの経験をもとに「自分らしく生きる」をテーマとしたコンテンツをお届けします。